チェロケースの修理をしてもらいました。
かれこれ18年くらい使い続けている私のチェロケース。クロアチア製のアコードというケースです。長く使っている割にはきれいでしょ?
今は随分と軽くて安い中国製のケースも売られていますが、当時は軽いケースとなると目が飛び出るくらい(大げさ?)高額なものしかありませんでした。
実家が駅から少し歩く場所だったのもあって、毎日のように持ち歩いていて首を痛めたので、これはもう現存する一番軽いケースを買うしかない!と清水の舞台から飛び降りる決意をして買いました。というと大袈裟ですが、それぐらい高額なケースでした。
それでも、買って大正解で、当時は色も注文できて、私が注文したのは「パールルビーレッド」という色。赤だけでも10種類くらいの色見本から選びました。選んでいる時もわくわくして楽しかったなー。
注文してから待つこと3ヶ月。ピカピカのケースが届いてからは、毎日を共に過ごして来ました。
そんな大切なケースでしたが、持ち手の金具が擦れて穴の大きさがどんどん広がっていき…このまま使い続けていると、いつか外れそう。しかも、持ち運んでいる最中に外れたら、中の楽器も壊れてしまうかもしれない、と不安になって来ました。
買い替えも検討しましたが、アコードより軽いケースは未だなく、(アコードは2.7kgです)しかもアコードは今は色も選べないようで、残念。
ならば、修理を!と色々調べましたところ、輸入元の白川総業さんでも修理できるのですが、直接問い合わせしたところ、金具だけ送ってもらえて、取り付けできる工房とかがあればそれが1番簡単だ、とのことでした。
ちなみに白川総業さんへ送って修理してもらうと、往復送料と修理費で数万円でした。
そこで、我が家から割と近いところにスーツケースなどの鞄の修理をしてくれる「山澤工房」さんというお店がありまして。以前から音楽仲間よりそういうところがあるとは聞いていましたが、実際問い合わせしてみると、出来るという回答だったので、金具だけ送ってもらって、取り付けは山澤工房さんにお願いしました。
結果、部品代と修理で1万円でお釣りが来るくらいでして頂けました♫
修理期間中、懇意にしている楽器屋さんからは代替のケースを有り難いことにお借りできました。
目の覚めるようなピンクで、素敵だけど、やっぱりアコードより重い…。一度軽いのに慣れてしまうとダメですね。
さて、修理も無事完了したので、安心してまだまだ使い続けられます(^^)
高いケースだけど、これだけ長く使えばまぁ元は取れてるな、という感想です。
これからも大切に使っていきますよ!チェロケースちゃん、宜しくね!
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